校長挨拶

 

校長挨拶

                北海道鷹栖高等学校長 小 林   孝

 北海道鷹栖高等学校のWebページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校は、北海道第二の都市旭川市に隣接し、JR旭川駅まで車で25分という利便性の高さと、遠く大雪山から十勝連峰を望み、石狩川にそそぐオサラッペ川が流れる豊かな自然に囲まれた鷹栖町にあります。昭和27年(1952年)に開校して以来、今年度で73年目を迎える道内有数の歴史と伝統のある学校です。これまでの長い歴史を経て、多くの卒業生が町内はもとより全道全国の各地各所の幅広い分野で活躍しています。このことは、これまでの教育活動の成果であるとともに、何よりもそれを支えていただいた保護者の皆様や同窓会の皆様、さらに地域の皆様の温かいご支援並びにご協力の賜物です。関係の皆様に心から感謝申し上げます。
 さて、本校は目指す学校像として「地域社会や時代のニーズに的確に対応できる学校」を掲げ、学校を挙げて教育活動の充実・発展に取り組んでいます。各学年1クラスの少人数を生かし、教職員があらゆる場面を通じて生徒一人一人の個性や能力を伸張させるとともに、校訓「継続は力なり」の精神に基づき、自ら学ぶ意欲を持ち続け、社会の変化に主体的に対応し、行動できる生徒を育めるよう努めています。
 目指す学校像にふさわしい学びの場として、
 ・少人数授業を通した基礎学力の定着
 ・SDGsの視点を踏まえ地域社会の課題を協働して考察する探究活動
 ・旭川市立大学や公立千歳科学技術大学との高大連携事業
 ・高齢化社会と生徒の進路希望を見据え、地域の医療福祉人材育成に向けた大学教授や専門学校教員、福祉施設長など現場のプロからの直接指導による介護職員初任者研修の資格取得ができる講座受講
 ・オーストラリアゴールドコースト友好訪問団の一員としての海外研修
 など、特色ある教育活動を展開しています。
 また、令和2年度からは個別最適な学びを充実させるため「スタディサプリ」を導入し、生徒一人一人の主体的な学びをサポートするとともに、進学及び公務員講習など、生徒のニーズに応じた活用を推進しています。これらの成果は、国公立大学や看護系大学の現役合格や高等看護学校の複数合格、北海道行政職採用、地域を支える企業等の就職などの進路実績に確実に結びついています。
 さらに鷹栖町からは、北海道鷹栖高等学校教育振興事業として入学準備金や資格取得推進費、オーストラリア海外研修や介護職員初任者研修受講料等のご支援をいただき、特色ある教育活動の充実を支えていただいております。今年度も本校のメリットを最大限に生かすとともに、生徒一人一人の個性や興味関心、進路希望に応じた学びの充実と地域と連携・協働した学びによる教育活動の質の向上を図り、教職員一丸となって魅力ある学校づくりに努めてまいります。
 本校入学を目指している中学生の皆さんには、本校Webページ等に掲載している「入学者の受け入れに関する方針」に目を通していただきたいと思います。中学校生活の中で、勉強や部活動、学校行事などに積極的に取り組み、本校でさらにその力を磨き、将来の夢に向かってひたむきに努力したいと考えている人は、ぜひ本校の一員になってほしいと心から願っています。親身になってくれる先生や頼りになる先輩がたくさんいます。本校生の仲間入りをして、高校生活を充実したものにしてほしいと思います。
 結びになりますが、保護者の皆様や同窓会の皆様、さらに地域の皆様におかれましては、生徒たちを温かく見守っていただくとともに、本校の教育活動になお一層のご支援ご協力をお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。

 

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